【ワクチンで防げます】意外と身近な病気「破傷風」とは?

小児予防接種や海外渡航時の推奨ワクチンにも含まれている「破傷風」

名前は知っているけど、

けやき
けやき

どうやって発症する?
実際に発症した場合は何が起こる?

など知らないことが多いのではないでしょうか。

破傷風について正しく知っておくと、ワクチン接種がいかに重要か分かります!

破傷風感染の原因

破傷風菌は主に傷口などから体内に進入し増殖します。その菌が生産する毒素によって体の痙攣、呼吸困難、筋肉の引きつけなどが起こります。

破傷風菌は土の中、人や家畜のフンの中に生息しながら「芽胞」という硬い殻を被って休眠した状態になっており、体内に入ると活動し始め繁殖を開始します。

日常生活で破傷風菌に触れずに過ごすのはほとんど不可能である為、どんな人でも感染しうる病気であると言えますが、発症すると死亡率は約30%と極めて高い危険な病気でもあります。

怪我の大小に関係なく皮膚にできた傷は全て破傷風に感染する可能性があります。切り傷擦り傷動物に噛まれた傷などが主な原因となり、本人が気づいていない様な傷でも感染源になりうります。

発症すると恐い..破傷風の症状

潜伏期間:3~21日程度

■第一期…潜伏期間の後、口が開けにくくなり、歯が噛み合わされた状態になるため、食物の摂取が困難となります。首筋が張る、寝汗、歯ぎしりなどの症状もではじます。

■第二期…次第に開口障害が強くなります。さらに顔の筋肉の緊張、硬直によっておでこにシワが生じ、口唇は横に拡がって少し開き、その間に歯牙を露出し、あたかも苦笑するような痙笑(ひきつり笑い)といわれる表情になります。

■第三期…生命に最も危険な時期であり、頚部筋肉の緊張によって頚部硬直をきたし、次第に背筋にも緊張、強直をきたして発作的に強直性痙攣がみられます。時には背骨や足が骨折するほどの強い発作にみまわれることもありますが、意識ははっきりとしていることが多いです。呼吸ができなくなったり、血圧や心拍数が急激に変化して突然心停止したりと、重篤な状態を引き起こす可能性があります。

■第四期…全身性の痙攣はみられませんが、筋の強直、腱反射亢進は残っています。初期症状から、全身性痙攣が始まるまでの時間をオンセットタイムといい、これが48時間以内である場合は危険な場合が多いです。

治療方法

発症してしまった場合は菌と毒素に対する治療として、感染部位の洗浄などによる菌と毒素の除去、抗菌薬投与、破傷風抗体の投与などを行いながら、同時に筋肉の痙攣に対する治療として抗けいれん薬の投与、人工呼吸器を含めた集中治療管理などを行います。怪我から72時間以内であれば、破傷風トキソイドのワクチンを接種する場合もあります。

※破傷風の予防接種履歴を確認する必要がありますので、自身のワクチン接種履歴を覚えておきましょう。

対策

・怪我を未然にふせぐ(長袖・長ズボン・厚手の手袋・厚底の靴などの着用)

・作業後や外出後はよく手を洗う

・怪我をしたら傷口を洗浄し保護する

予防接種を受ける(当院で対応しています)

予防接種

大人になったら5~10年に1度破傷風の予防接種を打つ様にしましょう。(工場や畑などで働き、怪我をする可能性が高い環境にいる人は5年に1回を推奨)

当院では大人用の破傷風ワクチンを取り扱っております。

※小児予防接種は現在承っておりません

当院での予防接種

病気に対して正しい知識をつける事で、ご自身が打ってきた予防接種の大切さが実感できると同時にその他の予防接種の必要性について考える事ができます!

当院の予防接種は全て予約制となりますので、ご希望の場合は早めにお問い合わせください。

下記より公式LINEお友達追加後、お気軽にお問い合わせください。

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